どんよりとした顔に見えてしまうお肌のくすみは主に①乾燥②メラニンの蓄積③血行不良④糖化⑤古い角質の蓄積の5つの原因が考えられます。
今回はくすみの原因と対策をご紹介いたします。

まず「乾燥によるくすみ」は角質の肌表面の水分・油分が少なくなり角質の透明感がなくなるために起こります。
またキメが乱れ、光の反射が綺麗にできなくなって透明感のないグレー肌ぐすみを引き起こします。
そんな乾燥によるくすみには化粧水を少し多めに使う、パックを使用するなど保湿をしっかりと行うことが重要です。

次に、「メラニンによるくすみ」は紫外線や摩擦などによって、日々排出されるメラニンの蓄積が原因です。
また、皮脂を構成する成分の一部がメラノサイトを刺激し、メラニンを増やすことがあると言われています。
肌のターンオーバーを早め、これ以上メラニンを作らないようにホワイトニング効果のあるアイテムでケアを行うことでくすみが軽減されます。

続いて「血行不良によるくすみ」は運動不足や冷えなどで血流が悪くなり肌の赤みが少なくなることで起こります。
血行を促進してあげるためにオイルやクリームで摩擦を和らげながら優しくマッサージしましょう。

「糖化によるくすみ」はもともと透明なはずのコラーゲンや角質のケラチンが糖化により黄色や茶褐色に変化することで起こります。
糖化を防ぐには細胞の活性化・肌の再生能力の促進・ターンオーバーの活性化などの効果があるアイテムを使用するのがおススメです。
また、紫外線対策も併せて行うことでお肌の糖化を抑えることができます。

最後に「角質によるくすみ」は自然と剥がれていくはずの古い角質が、ターンオーバーが乱れ肌に蓄積してしまっているのが原因です。
古い角質は、水分が少なく黄色みを帯びているためくすんで見えるのです。角質によるくすみを防ぐために拭き取り化粧水で古い角質を取り除くことで、透明感のある角質が肌表面に出てきます。
さらにターンオーバーを促すことも大切です。